ポンコツな脳みそにムチを打て、幾つになっても勉強は必要だ

英語の勉強をしながら思ったこと

今年７月にカナダ旅行に行くと言う話は何度もしているのだけど、

記事：開業前からの夢を実現するのだ！カナダ旅行にいきます

それに伴って英語の勉強中。ラジオ英会話を録音しておいて時間がある時に聞くだけなのだけど、本当に耳も脳みそも英語を忘れてる。一応小学校から大学まで（私の場合は小学校１年生から英会話教室に通っていた）十数年に渡って英語を勉強していたのに、ビックリするほど覚えてない。

今朝、「GIRLS」と言う誰もが知っている単語を聞き取れなくて愕然としました。うちの小学生の子供でも知ってる単語だぞ。真面目に勉強しないとカナダで苦労するぞとゾッとしました。それ以上に恐ろしかったのが、オレの頭が如何に忘れやすくて曖昧だと思い知った事。

英語が出来ない分は自分たちが苦労すれば良いのだけど、鍼灸師としての脳みそはどれほど人間の身体のことを把握しているのか。分かったつもりで日々施術を繰り返しているけど、実は知らなかったり忘れている事が多いのじゃないかと恐ろしくなりました。

鍼灸師としての知識は必要十分か

鍼灸師は専門学校で３年間勉強を課せられる。解剖学や生理学は勿論、栄養学や心理学なども勉強しています。国家試験もあるのである程度の知識レベルが無いと鍼灸師になることは出来ません。そして問題なのは鍼灸師になってからの経験や勉強を積まないと開業鍼灸師には到底成れません。

私も開業して３年間は食えない鍼灸師として半端者でした。その間アルバイトをして生活費を稼ぐ方法もあったのだけど、私はあえて外には出ずひたすら本の虫でした。

読書が趣味と言い切れる私は１年目は年間４００冊、２年目からは年間３００冊の本を読んでいました。本を読む、一行でも施術に役立つと思えばノートに書きだし、それを実践して施術に生かす日々。

お客さんには治らないと言われ、また読書をして・工夫し・実践してみる。その繰り返しで３年間を過ごしました。お陰様で徐々にお客さんが定着してきて忙しくなり、最近では本を読む暇もないとか格好良い言葉を口にしていました。でもそれって勉強を止めているという事でしょう？

十数年毎日やっていた英語の勉強が、現在ほぼ忘却の彼方へと忘れ去られた現実を目の当たりにした今、鍼灸師としての勉強も足りていると胸を張って言えるのだろうかと急速に心配になったのですよ。

今からでも遅くはない

鍼灸師としての勉強が十分かどうか考える前に、身体が動いてました。何事も「やってみる」しか無いのです。勉強が必要か考えるよりも、勉強すれば良いのです。

脳みそに衰えのあるオッサンが勉強止めてどうするのですか。元々がポンコツな脳みそなのだから常に刺激は必要です。貧乏鍼灸師なので高い医学書をポンポン買う余裕はありません。現在は図書館で借りれるだけの本を借りてせっせと読み込んでいる最中です。

これまでに集めた数百冊の本もあります。医学書なんて難しい本、このオレが何度読んだって暗記できるはずもない。ひたすら反復して読み込むしか方法はありません。英語の勉強も大事だけど、本業の勉強はもっと大事です。

知識が増えたからと言って急激に施術の腕前が上がると言う訳では無いけども、知らないよりは知っていた方が良いに決まってます。来年開業１０周年を迎えるのですが、その時までには今よりステップアップした私を見せる事が出来るよう、常に勉強を心掛けたいと思います。

人間死ぬまで勉強が必要ですね。うちに来る学生には部活動も大概にして勉強もしろと偉そうに言ってるけども、自分が一番勉強が必要でしたなんてオチ、笑えないや。勉強します！

院長のブログ；サスラｲのハリ師、今日も行く！

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広島の不妊鍼灸・ゆうこん堂