【挑戦】本気で何かに挑戦している人に集まって貰いたい

◆身体を動かすことは気持ちいい！

近年、トレイルランやウルトラマラソンが大人気ですね。高齢者の登山ブームも未だ続いているように思います。趣味を持って健康的に身体を動かすのは大いに賛成です。

私自身も山に入るのは大好きで、登山でもピクニックでもトレイルランでも山の中にいる時には気持ちが安定します。山の中で一人でいると不思議と考え事もまとまるのです。悩み事がある時には山に入るに限ります。

その昔、バックパックに生活道具一式を詰め込んでバックパッカーとして海外を歩いていたことがあります。大学を卒業して就職した会社を4年で辞め、当てもなく今後の見通しもない。次の就職口も決まってなくて真っ白で何もない状態でした。

山の中では無かったけども、テントの中で一人考え事をしたものです。シンプルな生活がその時の私には合っていたようで、グレゴリーのバックパックに入っているものが自分の生活道具の全てってのが大変気に入ってました。

自分の住む家（テント）までも自分で持ち歩けるのだからどこへ行くのも自由です。全く目的を決めずに明日の行く先さえ決めない旅行が優柔不断な私には似合っていたように思います。

自由って良いですよね。私にとっては目的が決まっていない事が重要な訳で、決められたコースを決められた時間で走りぬくレースと言うものには違和感がありました。

そんな訳でこれまでほとんどレースに出場することが無かったのですが、心房細動の手術をする中で色々と考えることがありました。身体が健康なうちに、動けるうちにやっとかないといけないことがありますね。

入院中に一冊の本を読み返しました。加藤則芳さんの「ジョンミューア・トレイルを行く」です。

本気で頑張る人を応援したい

他にも「ロングトレイルという冒険」など数々の名著があります。残念ながら2013年に筋萎縮性側索硬化症により逝去されましたが、この方の本を読んだ影響で私はバックパッカーをやってみたいと思ったように記憶しています。シンプルな生き方と深い考えが文章にも出ています。自分を大きく見せない所が何よりも気に入ってます。

当院にもトレイルランナーやウルトラランナー、トライアスリートなど厳しいレースを好む方が大勢いらっしゃいます。もう走り過ぎを止めるような事はしません。あなたの生き方だから。そして私は全力でサポートします。それは私の生き方だから。

心房細動が治っても、私は前のように月間300㎞以上も走ることは無いと思います。その代わり、前よりも歩く機会は増えるかも。挑戦してみたいことがあるから。自分がやってみたい事を後回しにせず、挑戦して行くつもりでいます。そして挑戦する人を応援することが私の仕事。これまで以上に力を入れて皆さんを応援し続ける気持ちでいます。

私は鍼灸師と言う仕事に誇りを持っています。この仕事を身体が動く限り続けるつもりです。皆さんがどんな評価を私に付けてくれているのか分かりませんが、私が鍼を置くその時に手を握り合ってお互いの頑張りを称え合えるような間柄になっていれば嬉しいですね。

その為にも、今年はやることが沢山あります。
悠長に構えている時間なんてありません、子供たちにも頑張ってる父親の姿を見せたいですからね。本気で何かに挑戦している人に多く集まって貰えるような鍼灸院になればと思います。

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広島の不妊鍼灸・ゆうこん堂