海上自衛隊の特殊警備隊員に対する鍼灸

◆海上自衛隊の特殊部隊

江田島市にある海上自衛隊の江田島基地内に恐ろしい部隊があります。その名も特殊警備隊、略して特警隊（とっけいたい）と呼ばれる特殊部隊です。うちは変人から愛される傾向にあるようで、こいつらが当院を贔屓にしてくれます。

本日もフェリーと路面電車とJRを駆使して当院にやって来てくれました。特殊部隊って言うだけあって、やってることはエグいことしてます。任務の詳細は勿論秘密事項なので何も教えて貰えませんが、練習内容は過酷そのもの。

全身パンパンになるので、マッサージに行こうが整体に行こうが鍼灸に行こうが全然効かないとのこと。それで部隊員が色々な治療院を試して辿り着いたのが当院。何故かこういう人から好かれる私、噂が広がって集団で江田島から来院してくれます。

◆ソフトな鍼からハードな鍼まで

私もね、もっと優しいソフトな鍼も打てるのですよ。絶対数は女性の方が多いですし（女性が7割）、先生の顔を見るだけで癒されると言って貰うことだってあります。でもね、こういう変人アスリートが多いのでハードな鍼も打てるようになったのです。

ゴリゴリの男ばかりに好かれるなんて世も末ですが、当院に来院する男性はほぼ運動選手ばかり。私自身がスポーツが好きなので、類が友を呼ぶのでしょうか。

写真では分かりにくいですね。

上の鍼と下の鍼では太さが倍違います。下の方が太いの分かりますかね。初めての方には細い鍼を使うので刺激は少ないので大丈夫ですよ。

激しい運動をしている運動選手や自衛隊員は細い鍼だと曲がってしまい、私が打ちたい深さまで鍼が入りません。鍼は打つ場所や・その角度・鍼を入れる深さまで1本1本違います、私が狙いたい位置まで鍼が入らないと大きな効果が発揮できません。その為、身体が大きい人やコリが酷い方のために太めの鍼を用意しています。いきなり太い鍼は使いませんのでご心配なく。

◆ソマリア帰りの身体に鍼灸

本日の●君はソマリア帰りで久々にやって来てくれました。今は海賊出ないんですって。だからずっと船内で勉強してたとのこと（彼は防衛大出身のエリート）勉強し過ぎでは首が動かないって事なので、そこを重点箇所にして全身治療しました。

情報漏洩する恐れがあるので詳しい話はして貰えませんが、自衛隊員の当たり前は一般人の摩訶不思議。楽しくお話をしながらの施術時間でした。

当院の施術方法

当院では触診（触って診断する事）を大事にしており、患者さんが訴える症状は一応考慮しますが、状態を判断するのはほぼ私の左手。話を聞いて、目で見て確認して、判断した後は左手で身体を触ってその方の今の状態を診断して行きます。

なので私にとって左手は非常に重要。左手で打つ場所を確認した後は鍼を持つ右手の出番。今度は右手が打つ深さと角度を選択して行きます。本当は脳みそが判断してるのでしょうが、一人に100本以上打つので右手が自由に動いてる感じ。どんどん鍼が入っては抜けて行く。

ゆうこん堂の鍼は入れっぱなしにはしません。1本1本鍼を入れては抜いていく。即鍼即抜（そくしそくばつ）って奴。なので一人に鍼1本が基本。これを打っては抜いてを繰り返して一人100本が最低ライン。

体調によって打つ本数は違うので100本未満って人も当然います。彼の場合は久々の来院って言うこともあり、全身ボロボロだったので本数的にはかなり多くなったように思います（本数なんて数えてませんが）これで明日からの勤務が少しでも楽になってくれればと思います。

遠い所をお越し頂き、ありがとうございます！

海田市駅までの送迎はさせて頂きました。駅までの無料送迎があるのも当院の特徴の一つ、遠方からでもお越し頂けるように工夫しています。予約時に送迎をして欲しいと言って頂ければ送迎いたしますよ。

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