当たり前を疑ってみる
自分の中で当たり前と思っている事は沢山ありますよね。子供は学校に行くのが当たり前、大人は働くのが当たり前。だけど現実は登校拒否の子供もいるし、自宅警備員の大人だっています。
当たり前が絶対に正しいなんて事は無くて、自分の価値観を少し変えるだけで見方が随分と変わってくるものです。私の場合は10年間続けてきた「夫婦で営む鍼灸院」を変えた事で大きな変化がありました。
今でも嫁さんは週に数回鍼灸院に入ってくれるけど、これまでのように常駐することは無い。常駐してくれている時には子連れや送迎は何時でもOKだったし、女性が入りやすいのも間違いなかったと思います。
だけど今では子連れや送迎が必要な方はホームページで嫁さんが居る日を確認して来てくれるので大きな問題はなし。夫婦で営むのが当然だったのだけど、それ以外の選択肢もあった事に私自身が驚いています。
嫁さんが居ないと昼食は自分で用意しないといけないし、諸々嫁さんがやっていた事も私自身がやらなくてはいけなくなります。でもその不便さも面白い。最近は料理も始めてちょっとしたものは自分で作れるようになりました。
畑仕事もして・果樹の剪定もして、おまけに料理もなんて何をしてるんだと思う方もいるでしょうが、それが本当に楽しいのですよ。当たり前のことを変えて見ると、それがかえって新鮮で面白い。多分嫁さんも同じように感じているでしょう。
当分は今の体制を変えるつもりはないので、週に3日くらいは鍼灸院には私だけしかいません。昼間は畑仕事に行ってるので妙に肌の黒いオジサンが一人でお店をやっていますが、心配しなくとも大丈夫なので施術にいらして下さい。
目標は昼食も夕食も私の手作り
料理の方はまだまだ始めたばかりなので、レパートリーはありません。それでも継続して行けば30品・50品と料理の幅も広がってくるはず。
今の所の目標は、昼食も夕食もせめて1品私の手作りの品を入れる事。今はまだ手際が悪いしレパートリーも無くて難しいけども、いつかは今は夢だと思っている事が出来るはず。
数年前までは自分が畑仕事をするなんて思ってもいなかったのだから、継続していれば出来るはず。仕事をしながら自分の好きな事の幅を広げていけるなんて、なんて素敵な商売なのでしょうか。
これから2週間程は忙しくて料理を教わる時間は無いけど、8月に入ったらまた嫁さんに先生になってもらって料理を習う予定。1日1日をHAPPYに過ごして行きます!