高校女子バスケットボールの試合観戦に行ってきました

高校女子バスケットボールの試合観戦

昨日は久しぶりに高校生のバスケットボールの試合を見に行ってきました。当然手土産持参です！

こういう事は開業当初は頻繁に行っていたのですよ。当時から中学生・高校生は結構来院していたし、行くと喜んで貰えたので。

ところがある時期から出不精になったのか、それとも偉そうになっていたのかパッタリと試合観戦は無くなり、ここ数年はマラソンとトライアスロンの試合しか見に行っていませんでした。

時間が無いのも要因の一つなのですよ、土曜日は仕事があって行くことは出来ないし、日曜日は用事が多いし。

でもそれを言い訳にするなら、夏休みや冬休みは鍼灸院も閑散期に入るので行く時間を確保することは難しく無いのですよ。それなのに行かないのはやっぱり言い訳してるだけ。ツマまらんオッサンになったものです。

今回は日曜日だったこともあり、うちに来院する子が多かったこともあって重い腰が上がりました。これからドンドン上げて行かないとね、フットワーク軽くないと生きて行けませんぜ、この時代。

やっぱり間近で見ると迫力が違う！

高校生の試合だからって侮ってはいけません。確かに技術面ではプロ選手に大きく溝を開けられてますが、本気度は一緒です。

むしろこの試合に負ければ引退の3年生はガチで勝ちに来ますからね、白熱してますよ。

今回私は最前列に陣取って、砂かぶり席で観戦してきました。しかもカルテ持参で。

うちに来院する子のカルテを全部持って行って、一人ひとりの動きを書き込みながら。

次に来院した時には施術方法を変えてみよう・この部位を追加してやってみようと一人でウンウン考えながら、試合観戦してました。これぞ鍼灸師の醍醐味ですよ♪

一人ひとり動きは違いますからね。バスケットボールをやっているからこの部位だけ悪くなる。

なんて事はありません。選手それぞれ使えている筋肉・使えていない筋肉があります。ポジションによっても違うし癖もあるしで弱る筋肉はそれぞれ違うのです。

その全部を試合を観ながらチェックすることは出来なくても、特徴ある動きをメモしておけば施術の際に役に立つのは当然の事。

せっかく間近で試合観戦させて貰っているのだから勉強させてもらわないと損ですよ。

あっという間の5時間が経過し、カルテを頼りに全選手にアドバイスのハガキを出して来ました。

バスケットボールのプレイ自体は素人なのでアドバイスは出来ないけども、動きのチェックはプロですから、顧問の先生も許してくれるでしょう。

帯同は一切していません

試合の帯同をお願いされることが多いのですが、当院では帯同は一切行っていません。

何故なら試合前に鍼灸施術を行うと激しい筋トレをしたような状態となり、身体が重たく感じられてしまうからです。日曜日に試合がある場合には3日前の木曜日に来院される事を薦めています。

木曜日が無理なら金曜日でもお受けしますが、試合前日の施術はなるべく受け付けないようにしています。当院の施術経験者で本人の強い希望があれば前日でもお受けする場合もありますが。

強いチームに帯同することで得られる経験は多いでしょうが、鍼灸施術は選手の帯同には不向きなように思います。

強い選手は回復も早いので、連泊で試合が続く場合には試合後のケアに使って頂けるなら考えます。

観戦では無く観察

あっという間の5時間のバスケットボール観戦でしたが、私の場合はどちらかと言えば観察に近いかも。

心の中で選手の応援はしてるけど、ロングパスが通らないのは何が悪いのか・シュートが安定して無いのは体幹が弱いからではと気になってしまい、カルテに書き込むので手一杯でした。

身体のケアをするのが私の仕事ですが、出来れば何かしらのアドバイスもしてあげたいですからね。カルテ持参したのは正解でした、痛みのある個所とプレーを結び付けて考える事が出来たので良い経験になりました。

出来れば選手の試合観戦には次からもカルテ持参で行きたいと思います。全部は行けないので、日曜日限定で予定が無いときにね。