アンドラウルトラトレイル出場ランナーからお土産を頂きました

またもやアンドラ公国土産

前回、アンドラ公国であった「アンドラウルトラトレイル」に出場した選手からお土産を頂いたと書いたのだけど、今回は違う方から同じく「アンドラウルトラトレイル」に出場したとお土産を頂きました。

前回の記事：考える前にやってみる、行動を起こしてから考えれば良いのだ

本日お土産をくれた方は女性ながら１１２㎞の部に出場（累積標高差9700ｍ、数字だけだと凄さは伝わらないでしょうね）、残念ながら途中リタイアとなりましたが、挑戦する勇気が素晴らしい。

ビールとチョコレートとピスタチオを頂きました、チョコレートは既に我が家のピラニア共のエサと消えました。

ビールは今日か明日には飲んでしまわないと。お土産をもらうと毎回嬉しいし、気遣いに感謝するのだけど同じ大会に出場して同じようにお土産を頂いたのに２人には大きな違いがありました。

完走できたかリタイアか

その大きな違いとは、完走できたかリタイアしたかの差です。

私の仕事は言わずと知れた鍼灸施術によって選手のパフォーマンスを上げ、試合に打ち込める状況を作ってあげる事です。

１００ｍ走を１１秒００で走る選手を１０秒００で走れるようには出来ないけども、１１秒００がコンスタントに出せるように体に調子を整えるのが主な仕事です。

なので、試合において自分が思った通りのパフォーマンスが発揮できたかどうか非常に気になります。

リタイアしてしまったと言うことは当然、身体の調子が悪かったからだろうし、痛みなどで継続が困難になったからこそ途中でレース継続を諦めてしまったのでしょう。

今回は他のお客さんの施術中にお土産を持って来てくれたので詳しいレースの様子は聴けずじまい。

そうすると悶々としてしまうのです、レース前にも数回施術に来てくれて、痛みがある部位を確認していました。

その時の施術が十分でなくて痛みの改善までに至らなかったのか、一旦痛みは引いたけどまた無理をして痛むようになったのか。

考え出すとキリが無いので頭から排除してしまいたいのだけど、選手にとっては１回1回のレースが特別なレース、その大事なレースを無駄にさせてしまったのじゃないかと恐ろしくなって来るのです。

中学生や高校生などは毎回試合の結果を律儀に報告してくれたりするのだけど、優勝したとか試合に勝ったとかは私にとっては実は重要な事じゃ無くて、「痛みなく自分のパフォーマンスが発揮できたか」の一点が私のとっては重要なのです。

なので今回のようにfacebookでリタイアした事実だけが分かっているけど詳細が分からない場合には、怖くて目も合わせられないのですよ。

皆さん大人なので笑顔でお土産を持ってきてくれるのだけど、内心はヘボ鍼灸師と思われてそうでその笑顔が恐ろしい。。

極みを目指しているけど

私がゴッドハンドを持った鍼灸師であれば一発でお悩み改善しますと自信を持って言えるのだろうけど、実際には何度か来院して貰っても結果が出せない場合もあるのです。

ヘボ鍼灸師ながら頑張ってはいるのですが、私もお客さんも双方が満足行く施術を毎回行える領域には到底至ってません。

一人前になれるのはいつの日か、結局足掻いている間に人生終わっちゃうのでしょうが、極みを目指すなんて誰にもできないのでしょうね。

せめて1回1回の施術を私の今持てる力を駆使して挑むことが私の出来る事です。今日より明日の方が少しだけ高い位置にいられるよう、工夫を凝らす毎日です。

水曜日からは鍼灸の世界からは一旦遠ざかりますが、新しい事を吸収して戻って来たいと思います。Ｎさん、本日はお土産ありがとうございました。少しでも状態が回復することを願っています。

またカナダから戻ったら施術にいらして下さいね。

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広島の不妊鍼灸・ゆうこん堂